電動キックボードは道交法の改正によって普及が進むのか?


僕の母親は電動アシスト付き自転車に乗っています。

10年くらい前にくじ引きで当たったのですが、普通の自転車に比べて特に坂道や橋を渡る時に大活躍するらしいです。

流石に10年も使っているとバッテリーが怪しくなってきたらしく、一度は修理できたものの、自転車ショップの店員さんに『次に故障した時は恐らく部品などがないと思うので修理できないと思います』と言われたらしい。

母親からは新しい電動アシスト付き自転車を買ってくれと言われております。。。

壊れたら考えようかな、、、


さて、ここ数年話題になっている移動手段の1つが『電動キックボード』

岐阜県内で走ってるのは見たことがないのですが、都心では増えてきているらしいですね〜

そんな電動キックボードに関する規制が緩和されたことが少し前に話題になりました。

今回は電動キックボードがこの先普及していくのかどうかを考えてみたいと思います。



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電動キックボードとは?

電動キックボードとは、キックボードに原動機(電動モーター)を装備したもので、電動キックスケーターとも呼ばれます。

手軽に乗れるパーソナルモビリティーとして注目されている乗り物です。

日本ではまだまだ馴染みの薄い乗り物になりますが(特に地方都市)、海外では日本に比べると普及が進んでいるようですよ〜

見た目は子どものおもちゃのような感じに見えるのですが、早いものだと時速30kmで走るそうで、自転車や原付と同等のスピードがあるらしいです。


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電動キックボードの現状と道交法改正

地方都市では馴染みの薄い電動キックボード。

先程も書きましたが、僕は岐阜県内で電動キックボードが走っているところを見たことはありません。

TVで1度だけ見たことがあるだけです(確か、出川哲朗の充電させてもらえませんかで一度だけキックボードに乗って旅していたことがあるはず)

そんな電動キックボードの現状の扱いと道交法改正による変更点は以下の通りです。


現状は原付と同じ扱い

電動キックボードは現時点では原付と同じ扱いになっています。

運転免許証がないと乗ることができないですし、ヘルメットも着用が必要になります(例外あり)

原付と同じと言うことは、公道を走るためにはナンバープレートが必要ですし自賠責保険も定められています(12ヶ月で7500円)

その他にも、バックミラーや方向指示器に前照灯・番号灯が必要なのです。

ヘルメットの着用について

原付と同じ扱いの電動キックボードですが、現在特例でヘルメットの着用が任意で運用されています。

あくまで特例ですので、電動キックボードに乗るすべての人がノーヘルで乗ることができるわけではありません。

産業競争力強化法に基づく『新事業特例制度』で認可された事業者が貸し出ている『特例電動キックボード』がノーヘルOKの電動キックボードになります。

電動キックボードの速度を時速15km以下に抑えることによって、ヘルメットの着用なしで乗ることができるとのこと。

この特別措置は2021年10月に終了予定だったのですが、2022年の7月まで延長されたそうです。


気ままさん
気ままさん

新事業特例制度とは、、、

『新事業活動を行おうとする事業者がその支障となる規制の特例措置を提案し、安全性等の確保を条件として具体的な事業計画に即して、規制の特例措置の適用を認める』という制度です。


道交法改正による規制緩和の内容

2022年4月19日、電動キックボード等の車両区分を新しく定める道路交通法の改正案が衆議院で可決されました。

2年後の施行を予定しているそうで、今回の改正により電動キックボードは『特定小型原動機付自転車』という新たな車両区分に位置づけられます。

ただし、全ての電動キックボードが対象になるわけではなく、最高速度が時速20km以下の電動キックボードになります。

また、16歳以上であれば免許不要になることや、ヘルメットの着用も任意に変更になります。

時速6km以下であれば歩道の走行も可能になるなど、ほぼ自転車と同じ扱いになるわけです。

だったら別に自転車でいいのでは?と僕は思いますが、一体なぜ電動キックボードに関する規制緩和を急ぐのでしょうか?



電動キックボードは普及するのか?

電動キックボードは座って運転することができないので、個人的には自転車のほうが楽に感じます。

カゴもついていない電動キックボードが普及するのか考えていきたいと思います。


そもそも売れるのか?

電動キックボードの販売価格ですが、今のところ1台購入するのに5万円から10万円といった価格です。

比較対象として電動アシスト付自転車と比べてみたいと思いますが、こちらは1台10万円前後。

安い物だと6万円程度で購入できるようですが、電動キックボードのほうが若干安めといったところでしょうか。


次に、通勤や通学に利用できそうな街乗り用のロードバイク(レースや長距離のポタリングには向いていないバイク)と比べてみましょう。

こちらは5万円程度とかなり安価に購入することができますが、電動ではないので、風が強い日などはペダルを漕ぐのが大変です。

とは言え、この手の自転車を購入する人は電動であることに興味がないと思いいますので、やはり比較するなら電動キックボードと電動アシスト付き自転車ということになるでしょう。


価格は電動キックボードにやや分があると思いますが、カゴもついていない電動キックボードでは買い物に利用することも難しいのではないかと思います。

そう考えると『電動キックボードが売れるのか』と言われると、そもそも売れないような気がするんですよね〜

個人レベルでの普及はかなり難しいのではないでしょうか?


本命はシェアリングサービスか

個人レベルでは購入する人が少ないであろうと予測される電動キックボード。

ではなぜ、道交法を改正してまで規制緩和しようとしているのか?

恐らくは『シェアリングサービス』による普及を狙っているのではないかと思います。


電動キックボードは『ラストワンマイルを快適に移動できる乗り物』と言われています(1マイル=約1.6キロ)

例えば、駅から市役所(区役所)までの移動とか、駅から商店街・駅近の観光地への移動。

これまではレンタサイクルしかなかったのですが、新たに電動キックボードのレンタルもできるようになると、観光地をサイクリングよりも快適に・しかも早い分だけ時短もできるようになるかもしれません。

時短した分だけ次の目的地に余裕を持って移動ができたり、観光地を今までよりもゆっくりと見て回ることができたりが可能になるかもしれません。

また、海外では普及が進んでいる電動キックボードを日本でも気軽に利用できるようにすることは観光立国の日本にとって必然なのかなと思いますね。


コロナ禍も少しずつ終わりを迎えようとしていますし、海外の観光客が日本に来た時に電動キックボードのシェアサービスを利用して快適に旅行してもらおうといった狙いもあるのではないでしょうか。

そう考えると、16歳以上であれば誰でも利用できるとかヘルメットの着用が任意になった理由が少し分かる気がします。



電動キックボード、1回くらいは乗ってみたい気もしますが、実際に公道を走るとかなり怖いのではないかなと思います。

一番いい解決方法は歩道の幅を広くして歩行者区分と自転車区分に分け、自転車区分のレーンを電動キックボードで移動することなのでしょうが、歩道を広くするのもかなり困難だと思います。

車輪も小さいのでちょっとした段差でバランスを崩しそうですし(恐らく、この部分が事故を起こす一番の要因になると思う)、規制緩和の結果痛ましい事故が増えてしまわないか心配です。



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