2022年のGW、最大で10連休の方がいらっしゃるそうですね〜
多くの方が29日から3連休、5月3日から3連休というパターンなのではないかと思いますが、ちなみに僕は5月3日から6連休です(嬉しい!!)
どこに行こうかな〜って考えているのですが、今週から来週にかけての天気が目まぐるしく変わっているのが気になります。
GW、どうやら天気が不安定のようで、雨なのか晴れなのかよく分かんない。
となると近場で遊ぶように計画を立てるのがいいかな?と思っています。
今回は、GWに近場で遊ぶことができそうな場所を歩いてきました。
この日もあいにくの雨だったのですが、傘をさして歩いていても苦にならないような感じでしたね〜
車で行ける場所もあるので、GWの観光の候補にしてみてはいかがでしょう?
美濃赤坂宿とは?
美濃赤坂宿は江戸から数えて中山道56番目の宿場になります。
場所は岐阜県大垣市。市内の北部になります。
毎年10月に行われる『美濃赤坂宿祭り』の皇女和宮・姫宮行列が有名です。
スタートは美濃赤坂駅
この日のウォーキングはJR美濃赤坂駅からスタートです。
JR大垣駅から美濃赤坂線に乗って移動します。
残念ながら美濃赤坂駅周辺にはコインパーキングがありません。
今回歩く美濃赤坂宿をゆっくり観光したい方は電車かバスで現地に行くしか方法がありませんのでご注意を。
木造の駅舎には歴史を感じますね〜

自動販売機が設置されているだけの凄くシンプルな駅舎でした。
駅舎を出てすぐ右側に美濃赤坂宿の観光スポットが書かれた看板があるので写真に撮っておくと便利かもしれません。

JR美濃赤坂線は本数の少ない路線になります。
特に土日・祝日の昼間は1時間に1本も電車がない時間があります。
赤坂宿にはバスも通っていますが、電車ほどではないにせよバスも本数は少なめです。
観光の際はバスや電車の時刻表を事前にネットなどで確認してから行くことをお勧めします。
まずは赤坂港跡に向かいます
JR美濃赤坂駅から真っ直ぐ北に数百m歩くと赤坂宿の本陣跡になるのですが、その前に本陣跡から東に向かって歩いて行きます。
5分ちょっと歩くと灯台のような建物がみえてきます。

美濃赤坂の地は川湊だったんですね〜
元々はこの辺りが揖斐川の本流だったそうで、川が交通手段だった1900年初期には500艘を超える船が行き来していたそうです。
石灰や大理石産業が盛んで、産業の街として栄えていたそうです。(この辺りには、今でも石灰の会社がいくつかあるんですよ〜)
灯台の向かい側には赤坂港会館なる建物があります。

赤坂宿の本陣跡と所郁太郎像
さて、川湊の跡から西に戻って本陣跡に行くことにしましょう。
美濃赤坂宿も他の宿場町同様、建物が当時を思わせるような古い街並みになっています。
特に、JR美濃赤坂駅から北に向かう道が当時の名残を一番感じることができる場所ではないかなと思いますね〜

本陣跡は川湊跡から5分くらいの場所にあるのですが、残念ながら跡地になっていますので建物などは何も残されていません。
石碑が建っていて、奥に入っていくこともできるのですが広場があるだけとなっています。

所郁太郎ってだ〜れ?
奥の広場に行くと、男性の銅像が建っています。
『所郁太郎像』と書かれているのですが、それって一体誰じゃらほい?
調べてみたところ幕末のお医者さんなのだそうです。
この地に生まれ医術を学び、桂小五郎の推挙を受けて長州藩の医師総督になります。
1864年に瀕死の重症を負ってしまった井上多聞(後の井上馨)の命を救ったそうで、医術の腕は相当なものを持っていたようですよ〜
お墓が美濃赤坂の『妙法寺』というお寺にあるそうです。
ただ、、、なぜこの方の銅像が本陣跡の広場に建てられているかは、、、よく分かんないです(笑)

お茶屋敷の牡丹園はこれから見ごろを迎えます!
本陣跡から西に進もうとすると、左手に竹林が見えてきます。
美濃赤坂宿は全体的に岡を切り開いた感じになっているのですが、もう1段高くなっている場所の1画だけが不自然に竹林になっているのです。
その竹林に向かって歩いていくわけですが、その場所こそが今回のメインスポット
『お茶屋敷』

お茶屋敷は岐阜県指定史跡にもなっている場所になります。
1605年に作られたそうで、江戸時代の将軍専用宿泊施設になります。
徳川家康や徳川秀忠も宿泊したそうですよ〜
現在は空堀や土塁など(井戸の跡もあった)が残っているだけなのですが、こちらの建物の中が牡丹園となっているのです。
美濃赤坂の牡丹園はちょうどGW頃が見ごろを迎えますので、今週末や5月の連休中に訪れてみてはいかがでしょうか?
この日は少しだけ早かったのですが、綺麗に咲いている花もたくさんあって見応えありましたよ〜


お茶屋敷には駐車場がありますので車でもいけますよ〜
ただ、途中道幅が狭いところもありますので注意してくださいね〜

一緒に寄りたい場所もあります!
美濃赤坂は本陣跡やお茶屋敷だけでなく、他にも立ち寄りたいスポットがあるのでご紹介したいと思います。
昼飯大塚古墳
岐阜県内最大の前方後円墳がこの地にはあるんです。
お茶屋敷から西に歩いて10分もかからない場所にありますので、歩いてでも行くことができます。
昼飯大塚古墳がどのような古墳なのかと言うと、
昼飯大塚古墳は今から約1600年前に築かれた岐阜県最大の前方後円墳です。その特徴は墳丘の長さが150mにもなることやその構造が三段築成となる点、さらには後円部の頂上に竪穴式石室、粘土槨、木棺直葬という3つの埋葬形態が存在する点にあります。
大垣市HPより引用
とにかく大きな古墳で、その大きさに圧倒されてしまいますよ〜
あまりに大きいので写真を上手く撮ることができませんでした。
敷地内にある古墳の全体模型でご勘弁を。。。

こちらも駐車場がありますので車で行くことができますよ〜

昼飯と書いて(ひるい)と読みます。
元々は昼飯(ひるめし)だったものが『ひるいい』に変わり、最終的には『ひるい』になったようです。
関ヶ原の合戦関連の史跡もある
昼飯大塚古墳に行くまでの道中に『関ヶ原の戦い』と書かれた看板があります。

関ヶ原の戦いの前日に行われたのが『杭瀬川の戦い』
関ヶ原の戦い前哨戦とも言われている戦いで西軍が勝利しました。
兜塚と言われているこの場所は、東軍側の武将として杭瀬川の戦いを戦って戦死した『野一色頼母』が鎧兜と共に葬られているのだそうですよ。
金生山と明星輪寺
お茶屋敷に登っていく場所の反対側にあるのが金生山(かなぶやま)です。
標高217mの山は急な坂道をずっと登っていくのですが、こちらの山は石灰岩の日本有数の産地となっていて、山の大部分が削られています。
また、数多くの化石が発掘されることでも有名で、坂の途中には金生山化石館なる建物もあります(入館料100円)
山の頂上には明星輪寺というお寺があり、このお寺は西美濃三十三霊場の1つとなっています。
今回は雨だったので金生山の坂道は割愛させていただきましたが、車でも歩いてでもいくことができますよ〜

今回はどれくらい歩いたのか?
今回も歩いた距離や歩数を数値化してみました、、、
実は歩数計を忘れてしまい急遽アプリを使っての計測。
結果は↓↓↓になりました

歩数:8063歩
距離:6.1Km
時間:1時間23分
実際はスタートの美濃赤坂駅よりも前から計測してしまっているので(アプリの仕様上そうなってしまった)表示されてる数字の70%くらいかなと思います。
距離は絶対におかしいと思います(4kmもないと思う)
金生山に登ると時間はプラス40分から1時間くらいみておいた方がいいと思います。
その他、水分は持参していった方がいいと思いますよ(お食事処や休憩所が少ない、というか殆どみかけなかったです)
今回訪問した場所
今回訪問した場所の住所などのまとめです。
お茶屋敷
住所:岐阜県大垣市赤坂町3421−1
開園時間:9時から17時
駐車場あり
鉄道:JR美濃赤坂線『美濃赤坂駅』下車、徒歩3分
バス:JR大垣駅前から名阪近鉄バス『赤坂線』虚空蔵口下車、徒歩3分
昼飯大塚古墳
住所:岐阜県大垣市昼飯町
駐車場あり(9時30分から16時30分)
鉄道:JR美濃赤坂線『美濃赤坂駅』下車、徒歩10分
バス:JR大垣駅前から名阪近鉄バス『赤坂線』赤坂西町下車、徒歩5分
古墳は24時間いつでも見ることができます。
※情報は全て訪問時のものです。変更になっている場合もありますのでご注意下さい
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