地方都市と言えば、、、
・駅前が廃れている
・郊外に大型ショッピングモールがある
・車がないと不便
というイメージですよね。
多くの地方都市で駅前の再開発が進められているのですが、うまくいっていない場合が多いのではないでしょうか。
大都市のベッドタウン的な地方都市はマンションこそ乱立しているものの、生活できるかと言われると、、、やっぱり車がないと、、、ってイメージです。
そんな中でも割と成功していると感じる都市の1つが三重県四日市市なのかなと思います(個人的見解)
今回は四日市駅前を街ぶらしてみました〜

四日市市は人口が約30万人で三重県最大の都市になります。
名古屋まで電車で約40分と近く、ベッドタウン的な位置付けでもありますが、大規模な石油化学コンビナートがあるなど工業都市でもあります。
近鉄四日市駅前

近鉄四日市駅の利用者は1日約45000人ほどだそうです。
駅の東側・西側にはそれぞれバスターミナルがあり、電車だけでなくバス網も発達していそうな感じでした。
駅前は開発が進んでおり、とても暮らしやすい環境になっていると思いました。
駅構内にある百貨店と駅近ショッピングモール
近鉄四日市駅の改札を出ると、近鉄百貨店に行けるようになっていました。
駅の構内に百貨店があるのはとても便利だと思います。
近鉄百貨店には成城石井や丸善書店、東急ハンズなど魅力的なお店がたくさんありました。
百貨店と聞くと少しお高いというか庶民的なイメージはないのですが、近鉄百貨店は割と庶民感覚のお店が多いと感じましたので利用しやすそうだなと思います。

さて、駅の改札は2階にあるのですが、階段で1階に降りると西口と東口に別れています。
まずは西口側に行ってみることに。
西口側は『ふれあいモール』と呼ばれている通りがあり、マックやコメダ珈琲などのゆっくりことができるお店や餃子の王将などの飲食店、JINSやコンタクトレンズショップ・携帯ショップなどのお店がありました。
ふれあいモールを抜けると、道を挟んでショピングモール『トナリエ四日市』があります。
食料品を扱うアピタにドン・キホーテ、家電のコジマに100円ショップ、映画館やゲームセンターなどがある複合施設です。

個人的には家電量販店と映画館があるのがポイントが高いと思いました。
駅前にスーパーがあっても家電量販店がないパターンが多かったりするんですよね〜
駅に行けば映画をみることができるのも地方都市としてはかなり嬉しいポイントだと思います。
近鉄百貨店とトナリエ四日市があることで、駅の近くに住んでいても生活に困らないし、駅に遊びにきても楽しめる場所になっています。
市立博物館や公園など文化施設も充実
トナリエ四日市の隣には四日市市立博物館があります。
プラネタリウムもあるそうで、子供たちにとっては楽しい場所なのではないでしょうか?
立地がいいので、博物館も積極的にイベントを仕掛けることができるのではないかと思います。
子ども達が博物館のイベントを楽しんでいる間に大人達はトナリエで買い物できますし、トナリエの中にもスターバックスやサンマルクカフェ・ミスタードーナツなどのお店がありますのでゆったりと待ち時間を過ごすことができます。
また、博物館とトナリエの間には大きな広場があり噴水広場などもあります。
芝生広場もありますし、憩いの場としては最高ですね〜

博物館から南に少し行くと『鵜の森公園』という公園があります。
鵜の森神社に併設している公園ですが、小さなお子さんのお散歩にはいい場所だと思いますし、園内には芝生広場や小さなグラウンドもあります。
この日は保育園児と思しき子たちがボール蹴りをして遊んでいました。
市の文化会館も駅から近いようですし、大きな病院も駅近にあります。
近鉄四日市駅の西側、駅前として理想的なのではないかと思います。
駅の東側はカオスのような商店街だった
今度は駅の東側に行ってみましょう。
近鉄四日市駅東口すぐのところにパチンコ屋さん(しかもかなり大きい)があります。
駅前に堂々とパチンコ屋があるわけですが、景観を損なうことなく自然と馴染んでいる感じです。
東側にある『1番街商店街』の中に入って行ったのですが、なかなか面白い場所でした〜

至るところに『客引き禁止』的な内容の垂れ幕や看板があって、大人の商店街なのかなと思った、、、のですが、、、
実は1番街以外にも2番街や諏訪通りなるものが隣接している大きな商店街。
飲み屋さん以外にもラーメン屋さんなどの普通の飲食店もありますし(昼営業はしていないお店が多いかも)、ボードゲームカフェやミリタリーショップなどもありました。
んでもって、、、
諏訪通り商店街には『諏訪神社』という神社があるのですが、神社の裏が遊具や芝生広場がある公園になっていました。
くつろぐことができそうな公園、この日は小学生が遠足で来ていたようで、芝生広場でお弁当を食べていました。
が、、、すぐそばには交番がありまして、、、公園の目と鼻の先にはソー◯ランドがあります(接待を伴う飲食店もあった)
この公園は諏訪公園というそうなのですが、トイレが妙に雰囲気がありまして、、、

カラオケボックスなどの遊ぶことができるお店もあるけれど、ピンクなお店や飲み屋さんも多い。
駅の東側は色んなジャンルのお店が混在しているカオスな状態になっていて面白かったですね〜
駅の東側は西側に比べて会社も多いようですし、基本的には『大人の街』的なイメージで作られているのかなと思いました。
JR四日市駅前

JR四日市駅は近鉄四日市駅東側の大通りを歩いて15分くらいの場所にあります。
1日の利用者数は約4500人と近鉄の10分の1程度となっており、両駅の利用者数にはかなり差があります。
エッ!?これが駅舎??
JR四日市駅の写真が↓↓↓になります。

最初はここが本当に駅舎なのかとびっくりしました。
人口30万人もいる都市の駅とは思えませんよね…
郵便局かと思った。。。
駅前に大きなターミナルがあるのですが、バスも停まってなくて閑散としています。
2階建ての駅舎ですが、2階は現在閉鎖されています。
自販機はありますが、キオスクすらありませんでした、、、寂しいですね〜
駅の隣にハローワークがあるくらいで、商業施設的なものはありません。
駅周辺に住宅はそこそこ建っていますが、海にも近く、石油化学コンビナートなどの施設が近いです。
JR四日市駅に来ると、四日市市が工業都市だということが実感できるかなと思いました。
構内にあるレンタサイクルショップ
四日市駅の駅舎内にあるのが『シルバー人材センター』と『レンタサイクルショップ』
ひろ〜いスペースにぽつ〜んとあるレンタサイクルのお店
『こにゅうどうレンタサイクル』なるこのお店、一体何のためにあるのでしょうか?
会社に行くならタクシーでいいはずだし、、、
その理由が↓↓↓でした。

四日市の港周辺をサイクリングしようというもの。
駅前は本当に武骨で何もない場所ですが、海の方に行くと色々と見どころがあるみたいですよ〜
今回は歩き疲れてしまったのでサイクリングは割愛させていただきましたが、四日市の港散策もしてみたいですね〜(何もないと言っていますが、ちゃんと観光スポットの案内はあります)
今回歩いて感じたこと
今回歩いて他に感じたことなどのまとめです。
駅前の中央通りはかなり道幅が広い
西側も東側も駅前の中央通りはかなり道幅が広いです。
車道も広いですが、歩道がとにかく広い!!
大都市かと思ってしまうくらいの広さで、ここまで広ければ昨今話題の電動キックボードが歩道を通行しても問題ないかも。
『ここが四日市の中心地だ!!』と主張している幅広の大通りに感動しちゃいました。

駅前で一日過ごせる
ショッピンングモールがあり百貨店あり映画館あり。
駅前で1日過ごすことができる地方都市はなかなか珍しいと思いました。
トナリエ四日市裏にはアピタ四日市店の駐車場(かなり大きい)があるのも便利でいいと思います。
飲食店がもっと多いとより良いと思いますが(居酒屋除く)、カフェも多いのでゆったりとした時間を過ごすことができるのかなと思います。
周辺駅にもマンンション需要があるのでは?
四日市駅周辺にはマンションも多いです。
公園もあり、道が広いのでお散歩もできる。スーパーや家電量販店もあるので生活するは困ることがありません。
近鉄百貨店だけでなく、トナリエ四日市があることは『毎日の生活』という観点から考えてもかなり大きいと思います。
また、近鉄四日市駅前がこれだけ便利だと、四日市に近い沿線の駅周辺にもマンションやアパートの需要が高まるのではないかと思いました。
車がいらない生活ができるかもしれないってのは地方都市に住む人達にとって結構嬉しいものですし、大都市から転勤や移住してきた方達にとっても嬉しいですよね。
四日市駅前、生活しやすそうな場所だと感じました。
例えば名古屋で働く方が四日市に住んで生活の拠点にする。ありだと思います。
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